20年近く空き地だった土地を2019年12月に取得。このときは地面の下に笹やドクダミの地下茎がビッシリ埋まっているとはつゆ知らず。後にその厄介さに直面する事に・・・
今から振り返るなら、この頃に除草剤を大量にまいておくべきでした。
2020/3/7 地鎮祭を行った。雑草もおとなしそうで、全く対策の必要性も感じず。
4月になって工事も進み、近所に住む父から工事の様子が写真で送られてきた。
これを見て当時は、おー順調に進んでいるな〜と思ったぐらい。今見返してみると笹の地下茎がわんさか有ることに気づく。
住宅が完成し喜びひとしお。さあ次は庭だとワクワク。笹も当然気にせず。外構業者さんが抜いてくれるでしょ、ぐらいに思っていた。
外構業者さん「あれ、笹が生えてる。これ防草シート突き破っちゃうんだよね〜」と一言。
そんなこと知らない私はうろたえる。
私「芝を植えるまでまだ少し時間があるので、とりあえず除草剤で対策します」
しかしその頃笹に適した除草剤も知らず、粒状の長期間作用するとされる「ネコソギ」を選択。今後芝を植える予定のない砂利敷き予定地にまいて効果をテストすることに。しかしその程度ではまったく効かないことが判明。
私「重機で笹を除去してくれませんか?」
業者さん「完全除去となると、大型の重機と篩が必要で、更に地下茎の産廃処分費用もかかるので、数十万しますよ。」
そこでやむなく、表層30cm程度を小型重機で掘り起こしてもらうことに。重機の回送費用が追加でかかる。外構業者さん、4月の頃ユンボで掘って笹が出たのわかってたんだから、その段階で提案してもらえたらなぁ、と思ったが、笹の厄介さを知らない素人の私の責任でもある。
ともあれ、重機で掘ってもらうと山のような地下茎がでてきてビックリ。幸いなことに他の外構案件で産廃処分があるとのことで、便乗して地下茎処分してもらえて大助かり。
それでも取り切れない地下茎が残っていたので、2020年の9月の暑い盛りに父とセッセコ地面を掘り返してこれまた大量に除去した。私はこの作業で肩を痛め、2021年10月の今も後遺症が残っている・・・。
その後遂に、芝張りが行われ、一段落。
芝張り1~2週間前に地下茎堀りをしたせいで地面に硬いところと柔らかいところができ、芝張り後にでこぼこになってしまった。。これは後の2020年冬に目砂をまいて矯正することができた。
地下茎は完全に取り切れてなかったようで、芝張り後も笹が少しだけ芽が出てきた。そこでグリホサート系の「サンフーロン」を葉に塗布したら効果はてきめん。こまめに塗ることで完全に駆逐することが出来た。芝張り前にあらかじめ地下茎を除去しておいたのがやはり大きかった。
そんなこんなでえらい苦労し、今となってはもっとうまいやり方もあったなと反省。
【まとめ】
- 芝張りの数ヶ月前に、早めに重機で掘り返し地下茎を除去してもらうのが大事。芝張り直前に土を掘り返すと芝張り後にでこぼこがひどくなる。
- 重機が難しい場合、サンフーロンを塗布するのもアリ。その場合農薬散布機が必要。近隣への影響もあるので風のない日に実施。
とはいえ、苦労した分だけとても愛着があります。
幸いなことに、芝はうまく定着しました。定着後の芝の管理日記はまた別の記事に。